競技レポート4 
本年度の関東ゴルフ選手権は新潟県の中条ゴルフ倶楽部で、本選手権初の試みとなる土曜日〜火曜日の日程で開催。
舞台のコースは、本選手権史上最長の距離6629ヤード(パー72)のタフな設定。さらに、最初の3日間は雨天・強風続きの難しいコンディションになった。
その厳しい選手権を勝利したのは、昨年度の関東ジュニア選手権を高校1年で制した戸玲奈。第2ラウンドでトップタイに立つと、そのまま安定したスコアで首位を守り、最後は最終18番ホールで劇的なバーディーを奪ってKGA女子bPのタイトルを手にした。
写真:橋本泰子KGA副理事長から優勝プレートを授与される戸玲奈

競技レポート3 
5位までの入賞選手。左から
 横山珠々奈(セブンハンドレッド、4位)
 中澤瑠来(那須小川、2位)
 戸玲奈(関東ジュニア、優勝)
 伊藤愛華(TEAM KGA ジュニア、3位)
 遠藤夢里(東名、5位タイ)
 仁科優花(TEAM KGA ジュニア、5位タイ)
 

 

競技レポート2 
 一方、戸玲奈(関東ジュニア)はパーオン。ボールはピン左7〜8m、軽く右に曲がるラインに止まった。
 中澤瑠来のアプローチの結果(パーセーブはほぼ確定)を見て、確実に2パットでホールインさせなければいけない状況になった。そのためだろう。戸のアプローチパットは、本人の感覚ではやや弱かった。
「行け、もっと行け!」のアームアクション。すると、ボールの転がりは予想外に伸びて、ジャストカップイン!  
 最後に、中澤を突き放す一打になった。

 

 

 
ボールがカップインするのを見て、2度軽くガッツポーズ!

競技レポート1 
 タイトルの行方は、ともに1オーバーからスタートし、最終18番パー4を3オーバーで並走して迎えた中澤瑠来(那須小川)と戸玲奈(関東ジュニア)のラストアプローチ、ホール(=カップ)をめぐっての指1本分、指2本分の差で決まった。
 中澤の第3打アプローチはグリーン奥のラフ、左足下がりのライから。緩い下り傾斜に立つピンまでの距離は10m余り。ロブショットでふわりと上がったボールはグリーンに着地後、真っすぐピンに向かって転がる。勝負を決するミラクルアプローチかと思われたが、ボールはピン右のカップの縁にコツンと当たり、50pほどに先に止まった。
写真:中澤瑠来のラストアプローチ

 



岩田淳子競技副委員長の談話 
 長年、競技副委員長 兼 ジュニア副委員長として活躍してきた岩田淳子委員がジュニア普及委員長(常務理事)に就任したことに伴い、競技委員としての活動は今年6月が最後になった。
 初代の女子競技委員として務め始めてからの25年ほどを振り返って、岩田常務理事に今の思いを語ってもらった。
「関東女子ゴルフ選手権を担当するのはこの試合が最後になりました。振り返りますと、内藤(正幸)競技委員長の指導のもと、コースセッティングやホールロケーションを学んだ女子委員が女子競技の舞台づくりを行うようになって以降、プレーヤーのレベルアップが急速に進んだように思います。2016年には畑岡奈紗(現プロゴルファー)さんがこの「関東女子ゴルフ選手権」に続いて「JGA女子オープン」を制覇。その後は、KGAの女子選手の目覚ましい成長に応じて、私たち女子競技委員もレベルアップしていかなければならないという時代になりました。KGAの女子選手と女子競技委員が今後も、ともに成長し続けることを願っております」

第4ラウンド(5月13日) 第15報 14時00分  
17番を終えたところで、中澤瑠来(那須小川)とともに3オーバーでトップに並んでいた戸玲奈(関東ジュニア)。18番グリーン上、ピン左サイド7〜8mのバーディーパットをジャストタッチで沈めて、トータル2オーバー。トップのスコアで競技を終えた。
写真:18番で長い距離のバーディーパットを沈め、軽くガッツポーズをとる戸。

第4ラウンド(5月13日) 第14報 13時30分  
最終3組(第6組〜第8組)の16番ホールを終えてのトータルスコア

第6組
齋藤愛桜(セブンハンドレッド):12オーバー
市村杏(日本大):7オーバー
新谷芽々(葉山国際):13オーバー
臼田藍(TEAM KGA ジュニア):10オーバー

第7組
岸田真衣奈(南長野):8オーバー
伊藤愛華(TEAM KGA ジュニア):4オーバー
仁科優花(TEAM KGA ジュニア):5オーバー
遠藤夢里(東名):5オーバー

第8組
戸玲奈(関東ジュニア):3オーバー
中澤瑠来(那須小川):3オーバー
横山珠々奈(セブンハンドレッド):5オーバー
近重怜奈(TEAM KGA ジュニア):10オーバー

第4ラウンド(5月13日) 第13報 13時20分  
最終3組(第6組〜第8組)の15番ホールを終えてのトータルスコア

第6組
齋藤愛桜(セブンハンドレッド):12オーバー
市村杏(日本大):7オーバー
新谷芽々(葉山国際):13オーバー
臼田藍(TEAM KGA ジュニア):10オーバー

第7組
岸田真衣奈(南長野):8オーバー
伊藤愛華(TEAM KGA ジュニア):5オーバー
仁科優花(TEAM KGA ジュニア):5オーバー
遠藤夢里(東名):5オーバー

第8組
戸玲奈(関東ジュニア):3オーバー
中澤瑠来(那須小川):3オーバー
横山珠々奈(セブンハンドレッド):5オーバー
近重怜奈(TEAM KGA ジュニア):10オーバー

第4ラウンド(5月13日) 第12報 12時40分  
第7組の遠藤夢里(東名)は12番パー3、13番パー4で連続バーディー。13番ホールまで1アンダーのペースで、トータルスコアを6オーバーとした。

第4ラウンド(5月13日) 第11報 12時30分  
最終3組(第6組〜第8組)の12番ホールを終えてのトータルスコア

第6組
齋藤愛桜(セブンハンドレッド):11オーバー
市村杏(日本大):6オーバー
新谷芽々(葉山国際):11オーバー
臼田藍(TEAM KGA ジュニア):10オーバー

第7組
岸田真衣奈(南長野):8オーバー
伊藤愛華(TEAM KGA ジュニア):5オーバー
仁科優花(TEAM KGA ジュニア):6オーバー
遠藤夢里(東名):7オーバー

第8組
戸玲奈(関東ジュニア):2オーバー
中澤瑠来(那須小川):2オーバー
横山珠々奈(セブンハンドレッド):5オーバー
近重怜奈(TEAM KGA ジュニア):8オーバー

第4ラウンド(5月13日) 第10報 12時30分  
第6組でラウンドする市村杏(日本大)は、11番パー5、12番パー3で連続バーディー。13番ホールまで、この日2アンダーのペース。トータル6オーバーとした。

第4ラウンド(5月13日) 第9報 11時30分  
前半をイーブンパーでまとめ、トータル1オーバーでハーフターンを終えた中澤瑠来(那須小川)

第4ラウンド(5月13日) 第8報 11時30分  
最終3組(第6組〜第8組)の前半9ホールを終えてのトータルスコア

第6組
齋藤愛桜(セブンハンドレッド):11オーバー
市村杏(日本大):8オーバー
新谷芽々(葉山国際):11オーバー
臼田藍(TEAM KGA ジュニア):10オーバー

第7組
岸田真衣奈(南長野):8オーバー
伊藤愛華(TEAM KGA ジュニア):5オーバー
仁科優花(TEAM KGA ジュニア):7オーバー
遠藤夢里(東名):8オーバー

第8組
戸玲奈(関東ジュニア):3オーバー
中澤瑠来(那須小川):1オーバー
横山珠々奈(セブンハンドレッド):4オーバー
近重怜奈(TEAM KGA ジュニア):7オーバー

第4ラウンド(5月13日) 第7報 10時30分  
「TEAM KGA ジュニア」3選手が含まれる、最終組の3組前=第5組。
左から山村真鈴(大宮国際)、五十嵐凛、伊藤美輝、田村萌来美(以上、TEAM KGA ジュニア)。

第4ラウンド(5月13日) 第6報 9時45分  
ティーオフを終え、そろって笑顔でフェアウェイに向かう最終組の2組前(第6組)の4選手。左から市村杏(日本大)、新谷芽々(葉山国際)、齋藤愛桜(セブンハンドレッド)、臼田藍(TEAM KGA ジュニア)。

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