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今年度の関東女子ゴルフ選手権は、昨年の本競技で最終日にスタート時の2打差を逆転され、畑岡奈紗(当時、水戸レイクス所属)に優勝を譲った吉田優利(ナショナルチーム)が、第1ラウンドで66打という驚異的な好スコアをマーク。続く2ラウンドをともにパープレーにまとめ、念願の本タイトルに輝いた。 表彰式では「皆さん、お疲れさまでした」と挨拶の冒頭を述べたあとは、あふれる涙で言葉が続かなかった。それでも「私は昨年逆転負けしたあの日から、この試合のために1年間頑張ってきました。自分でも何ができたのか分からないんですけど、1年間頑張ってきて本当に良かったと思っています」と、嗚咽で途切れ途切れになりながらも、何とか挨拶。さらに「今日からは、日本女子アマに向けて頑張ります」と次の目標を口にした。 写真:内藤正幸競技委員長から優勝杯を手渡され微笑む吉田優利 |
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