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前が詰まったホールでそのことを知った宮本は、 「(トータルで)パープレーで負けたら、相手(冨田)が一枚上だったということ」と割り切り、そこからはパーをキープする戦略に徹する。 「それでも、17番は久ちゃん(冨田の愛称)がバーディーを獲る可能性があるホールなので、追いつかれたかなという恐れを感じていました」と苦しい胸の内を語った。 しかし、そのホールで冨田はボギー。勝敗はほぼ決していた。
結局、終わってみれば、ふたりはともに第2ラウンドのベストスコア=72。 互いに実力を認め合う宮本と冨田の切磋琢磨は、今後もまだまだ続きそうだ。
写真:帰り際、クラブハウスの玄関前で偶然に顔を合わせたふたり。 左:冨田久三 右:宮本清 |
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